南方占領地

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JAPEX2011に出品し、大金賞・グランプリを獲得した作品です。
太平洋戦争中に日本軍が占領した南方地域（香港、ビルマ、アンダマン諸島、マライ、北ボルネオ、蘭印スマトラ、ジャワ、海軍担当地区、フィリピン）で発行した切手を、総称して「南方占領地切手」と呼んでいます。しかし、地域が広大で、陸・海軍別々に切手が発行されたこともあり、全体の統一がなく、極めて複雑なものとなっています。当初は日本切手の使用や、現地に残存していた切手への地区ごとの加刷が行われ、次第に正刷切手が製造され使われました。ここでは８フレームにより、その全容を示します（注：泰緬鉄道での使用と、フィリピン公用ゴム印加刷の２リーフが追加されています）。